本荘ケーソン(兵庫県 播磨町) [釣行日誌(2010年)]
ターゲットは、黒鯛(チヌ)です。
早朝5時に実家を出て、JR土山駅の踏切を渡り、本荘人口島を目指します。
まずは、餌となるイガイ(カラス貝)を秘密の場所へ取りに行きました。
しかし、ほとんどが落ちていて、良いイガイが取れません。
何とか、1日分程度を取り、渡船屋に向かいました。
いつも渡してもらっている へぐり渡船 さんで渡船代1,800円を支払い、
6時出発の渡船に乗り、本荘ケーソンへと向かいました。
本荘ケーソン(白灯台)が見えてきました
向かいには、赤灯台と淡路島
ケーソン中央部から先端方向を望む
ケーソンの真ん中辺りで降ろしてもらい、早速、準備をします。
2.7mの落し込み竿とタモ
仕掛けは、シンプルで、鮎の仕掛けの複雑さは、全くありません。
リールに巻いてある道糸にハリスを直結するだけです。
イガイに針をセット
餌のイガイには、合せ目から針を差込だけ。
後は、ひたすら岸壁の際(ヘチ)を狙って、ハリスをピンと張って、餌を落としながら、
当たりを待つだけです。
ケーソンとケーソンのつなぎ目、ケーソン中央と移動しながら、2m程度落とす。
当たりが無ければ、移動して、落とす、の繰り返しです。
6時30分からスタートし、丁寧に落し込んで行きましたが、全然反応がありません。
活性があれば、強烈な当たりがあり、手元に感触があります。
活性が無ければ、ピンと張った糸が落ちなくなり、たわんだりします。
黒鯛がイガイに口を着けるため、糸の落下がしなくなり、たわむからです。
ケーソンの端から端まで2往復した頃、時間は、10時30分でした。
何となく、糸ふけが出たので軽く合わせると、
竿がしなり、糸が鳴り、強烈な引きです!
両手で竿をしっかり持って、引きに耐えます。
やっと水面に黒鯛が現われました!
結構、口元の良いところに針が刺さったようで、少々大胆な取り込みにも
大丈夫な感じです。
無事にタモに納め、ケーソンに上げました。
良型の黒鯛
40cm程度のきれいな黒鯛でした。
良い場所に掛かっています
4時間頑張った甲斐がありました。
一緒に渡船に乗った方も同じ時刻頃に1枚をゲットされたとのこと。
時合いだったのでしょう!
その後も頑張りましたが、当たりもないので、12時の渡船で、引き上げました。
12日の木曜日も行く予定でしたが、台風4号のため、あきらめました。
次回は、冬のアイナメ釣りかな?
釣行日:2010年8月10日(火)6:30~11:30
天候:曇り時々晴れ
場所:兵庫県 播磨町 本荘ケーソン
釣果:黒鯛 1枚 40cm
竿:ダイワ 飛竜落し込み1号2.7m
リール:ダイワ シーマチックライト
道糸:ナイロン3号
ハリス:フロロカーボン2号(シーガーグランドマックス)
ガン玉:BB
針:オーナー 丸貝専用 4号
静岡もそうでしたが、落とし込みはイガイかマメ蟹を使いますね。私のクロダイのイメージはなんとなく「モエビ」なんですが(笑)。
この時期、ケーソンの継ぎ目にはきっとタコも居ると思いますよ。
by Umi-Bozu (2010-08-22 10:13)
Umi-Bozuさん、こんにちは。
確かに関西では、生きたモエビをえさにモエビを撒きながら
クロダイを狙う釣りが一般的です。
最近は、紀州釣り(ダンゴ釣り)が多くなってきました。
落し込みをやるには、紀州釣りの釣り人を避けながら
移動しなくてはならず、結構大変です。
ケーソンにはタコは、確かにいます。
千葉に住んでいた時に、木更津の沖堤でタコが掛かり、
岸壁にへばりついて大変でした。
竿もヤワイので、無理な取り込みができませんでした。
by コバヤン (2010-08-22 11:25)