日本料理 子孫(西宮 甲陽園) [美味しい編(和食)]
西宮に住む友人が
「お盆は、関西版「ミシュラン」で三つ星を取ったお店でランチをしましょう。」
と予約をしてくれました。
西宮市甲陽園にある 日本料理 子孫(こまご) さんです。
子孫さんは、 関西版「ミシュラン」 において神戸の日本料理店では、
唯一三ツ星を取得されたお店です。
友人が甲陽園駅まで迎えに来てくれました。
お店は、駅から歩いて5分程の住宅地にあります。
店舗入口
入口は、とても落ち着いた雰囲気です。
暑い日でしたが、打ち水がしてあり、涼しさを演出してありました。
テーブル席に通されました。
席からは、丁寧に手入れされた庭が見え、美味しい料理を期待できます。
御献立
ランチは、 「ミニ懐石」 です。
先付に始まり、薄茶までの全10品です。
梅酒
まずは、梅酒が出てきました。
細かいクラッシュアイスが浮かんでいて、ほてった体を冷ましてくれました。
先付
先付は、 「鱧子ゼリーよせ 柚」 でした。
夏らしい竹篭がかぶせてあり、演出効果抜群ですね。
手前の金杯には、辛口の冷酒を注いでいただきました。
冷酒のお代わりはありませんでした。(涙)
鱧子ゼリーよせ
今が旬の鱧の卵をゼリーで固めてあります。
味付けも薄味で、生ビールが進んじゃいました。(汗)
煮物椀のお椀がとても素晴らしかったので紹介します。
蓋に花火が施されていて、蓋の裏側を見ると、花火が広がっていました。
煮物椀
煮物椀は、 「冬瓜油煮 鰻 ささげ 生姜」 でした。
あっさりしたコクのあるお出汁がとても印象的でした。
冬瓜があっさりしているので、鰻の白焼きの脂がとても旨みを印象付けます。
造り
造りは、 「鰈 たこ 鯵」 でした。
魚の良さが引き立っていました。
八寸
八寸は、 「無花果胡麻だれかけ 栂尾煮 鶉温泉卵 いくら醤油漬」 でした。
江戸切子の器に盛ってありました。
目で見て楽しみ、舌で味わえました。
特にいくらの味付けは、抜群でした。
強肴
強肴は、 「南京麩 鱧煎出し アスパラ 生姜かけ出汁」 でした。
鱧は、表面をカリッと焦がしてあり、甘さが更に引き立ちました。
手の込んだ逸品ですね。
鉢物
鉢物は、 「加茂茄子 蓮根 赤蒟蒻 小芋 万願寺唐辛子 柚」 でした。
一品々が丁寧に料理されていて、味わい深いものでした。
御飯
御飯は、 「とうもろこしとろろご飯 焼海苔 山葵 出汁」 でした。
上品な出汁にとろろご飯がとても美味しく、とうもろこしがアクセントになっていました。
香之物
香之物は、 「薄切りたくわん きゅうりの浅漬け 茎若布」 でした。
「お代わりは、いかがですか?」と聞かれ、お願いしました。(喜)
お代わりは、 「じゃこ飯」 でした。
山椒の実が入っていて、ピリッとさわやかな風味に参りました。
水物
水物は、 「桃 葡萄 キウイ ピーチリキュールフローズン」 でした。
みずみずしい果物に、冷たいピーチリキュールフローズンが、さわやかなデザートでした。
菓子
菓子は、 「水羊羹」 でした。
夏にぴったりの良く冷えた、甘さ控えめの水羊羹でした。
薄茶
薄茶は、 「銘 又玄」 でした。
最後にお抹茶で〆ていただきました。
12時に始まって料理を食べ終えたのが14時過ぎでした。
2時間たっぷりと懐石料理を堪能しました。
なかなかこのようなお店で料理をいただくのは、めったにないことです。
「さすがは、三つ星」 と思わせる 「料理」 と 「接客」 でした。
お勧めです!
さすがですね~ 見てよし、味わってよし…
私もこういう料理とか席が好きなのですが、会社ではどうも大酒呑みの印象が強いのか、居酒屋にしか誘ってもらえません。
by Umi-Bozu (2011-08-19 19:48)
Umi-Bozuさん、こんばんは。
さすが! ミシュラン三ツ星でした。
私も割烹料理は、好きです。
ゆっくり時間をかけて料理をいただくことも
たまには良いものですね。
私も、大酒呑みの釣りキチの印象が強いですので、
「魚の美味しい店を教えて。」と良く聞かれます。(汗)
by コバヤン (2011-08-20 00:46)
ひとつ前の駅の苦楽園のBar TIMEさんにもお寄りくださいましまし。そこのマスターは、関西バーテンダー界の重鎮らしいです。私は1度行ったきりですが。
by トリック (2011-08-21 11:32)
トリックさん、お店の紹介をありがとうございます。
友人が甲陽園にいますので、
次回の帰省時にでもおじゃましたいと思います。
by コバヤン (2011-08-21 19:44)